前半の続き、残りの10選を紹介します。

11. リーバ・ハウス (Lever House)

A post shared by Robin Hill (@robinhillphoto) on

完成 1952
建築家 スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル (SOM)
用途 オフィス

アメリカでのインターナショナルスタイルの先駆けとなり確立させた建築の一つ。アメリカ合衆国国家歴史登録財に登録されています。

12. ホイットニー美術館 (Whitney Museum of American Art)

完成 2015
建築家 レンゾ・ピアノ
用途 美術館

アップタウンからの移転で見事にダウンタウンに溶け込み、機能面でも綿密に計算された、さすがはレンゾ・ピアノの作品です。

13. ハースト・タワー (Hearst Tower)

完成 2006
建築家 フォスター・アンド・パートナーズ
用途 オフィス

印象的な形のフォスターによるハースト・タワーは、NYで初めての「グリーンオフィスビル」に認定されたビルでもあります。

14. ニューヨーク近代美術館 (Museum of Modern Art)

A post shared by @flowerrobotics on

完成 1951

1964

2004

建築家 フィリップ・ジョンソン

谷口吉生

用途 美術館

戦後にフィリップ・ジョンソンが2度、そして2004年には谷口吉生による増築が行われ、現在はディラー・スコフィディオ+レンフロによる増築が行われおり、来年完成予定です。

15. ニューヨーク・タイムズ・ビル (The New York Times Building)

完成 2007
建築家 レンゾ・ピアノ
用途 オフィス

モーガン・ライブラリーに続くNYでの2作目で、細部までのこだわりが伺える、ピアノらしい建築です。

16. グッゲンハイム美術館 (Guggenheim Museum)

A post shared by Guggenheim Museum (@guggenheim) on

完成 1959
建築家 フランク・ロイド・ライト
用途 美術館

近代建築の三大巨匠の一人、フランク・ロイド・ライトによるデザインは、その特徴的な形があまりに有名です。

17. 56 レオナード・ストリート (56 Leonard Street)

完成 2017
建築家 ヘルツォーク&ド・ムーロン
用途 住居

引張りだこのヘルツォーク&ド・ムーロンによる最新のコンドミニアム。予算が削減されたため当初のデザインと変わってしまったのが非常に残念ですが、「ジェンガ・ビル」としてニューヨーカーに親しまれています。

18. 5番街アップルストア (Apple Store, Fifth Avenue)

A post shared by Alessandro Pirani (@alepicchio) on

完成 2006
建築家 ボーリン・シウィンスキー・ジャクソン
用途 店舗

ガラスの箱がアイコン的存在となった5番街のアップルストアは現在改装中で、今年末に再オープン予定です。

19. トライベッカ・シナゴーグ (TriBeCa Synagogue)

A post shared by @stripedarchitect on

完成 1967
建築家 ウィリアム・ブリーガー
用途 教会

アメリカでもほとんど名前を知られていない建築家によるシナゴーグで、美しいカーブが印象的です。

20. フランクリン・D・ルーズベルト・フォー・フリーダムズ・パーク (Franklin D. Roosevelt Four Freedoms Park)

完成 2012
建築家 ルイス・カーン
用途 公園

以前Favoritesでも紹介した、巨匠ルイス・カーンの遺作であり、ニューヨークで唯一の作品です。