新年明けましておめでとうございます。

HI(NY) designでは、2日に仕事始めを迎え、早速忙しい日々が続いています。2018年は、HI(NY) designにとって会社設立から丸10年を迎えた年でした。昨年も引き続きブランディングを中心とするたくさんのプロジェクトに携わりましたが、10年経つ今もなお、新しいプロジェクトを進める度に新しく学ぶことがあり、テンプレートのように1つ成功した例がそのまま別のプロジェクトに当てはまるようなことは決してなく、それが難しい部分でもあり、やりがいを感じる部分でもあります。そして現在、HI(NY) designにとって一つの節目となるようなプロジェクトを進めています。また近いうちにお知らせできると思います。

プライベートでは、個人的に印象に残ったことといえば、Dean&Deluca Japanにて私のアップルパイをクリスマスに販売していただいたことです。趣味でしているお菓子作りがお仕事になったのは今回が初めてて、とても新鮮で貴重な体験をさせていただきました。Giorgioに美味しいお菓子を作ってあげたいという思いから始めたお菓子作りも7年目を迎え、こちらも同じくお菓子作りの奥深さに今もなお魅せられ続けています。作り始めた頃から欠かさず、お菓子を作るときにメモと感想を写真とともに記録しているのですが、それもかなりの数になってきました。ここ数年は見た目にもこだわってきたので、試してみたいデザインや、まだ作ったことのないお菓子もたくさんあり、時間がいくらあっても足りません。

息子は、3歳7ヶ月になりました。騒がしい盛りです。プリスクールでもすっかりお兄さん格といった感じで、つい先日はクラスメートの女の子がふわふわのスカートを履いていて、それを見た息子が「I love your skirt. That’s SO beautiful!」とその子に言ってたと先生が教えてくれました。モンテッソーリの”お仕事”もどんどん難しいレベルのものに挑戦しているとのことで、最近気に入っているのがBinomial CubeRed Rodsの2つだそうです。また、プリスクールで教わるスペイン語に非常に興味を持っており、家でもよくスペイン語で数を数えたり、歌ったりしています。日本語をまず学んでほしいと思っているのでちょっと複雑な気持ちですが、言語に興味があるというのは嬉しいことです。

去年の夏は、息子を連れて日本に2ヶ月滞在しました。これほど長く滞在したのは、移住17年にして初めてでした。息子に祖父母と時間を過ごしてもらうのはもちろん、日本の文化に触れさせ、日本の言葉を学んでもらいたいという思いから、長期滞在を決めました。現地の保育園にも通わせたこともあり、それまでは息子が発する言葉のほとんどが英語だったのに、2ヶ月後には日本語の方がベースになり、子供の順応力の高さに驚かされました。

できれば毎年、夏は日本に長期で連れて行かせたいと思っていますが、当然ですがGiorgioは相当寂しかったようなので…もう少し短い期間になりそうです。

2019年も、仕事に育児に家事に趣味、どれも目一杯楽しんで後悔のない1年にしたいと思っています。今年もどうぞよろしくお願いいたします。