ブロッコリーラーブとイタリアンソーセージのフリッタータ
この日はお天気が良かったのでテラスでランチ

息子が夏休みに入り、今年も一時帰国をしています。去年同様、地元保育園で一時入園させてもらい、去年はまだまだだった日本語もみるみる上達しています。

私も、帰国翌日から打ち合わせなど大忙しな毎日が続いています。先月とあるハプニングで登壇できなかったトークイベントのリベンジというわけではありませんが、先週は大阪で初めてトークイベントに参加し、貴重な体験をさせていただきました。お越しいただいたみなさま、ありがとうございました。また別の日には、インタビューをお受けする機会にも恵まれ、こちらもいつもの業務とは違う新鮮な経験でした。

京都オフィスにも訪れ、仕事漬けではありましたが、新しいスタッフ2名ともようやく対面できたり、休憩時には近くのお寺でお茶をいただいたりなど、京都ならではの楽しい面もたくさんありました。息子がもう少し大きくなったら、京都オフィスに長期出張もしたいなと思ったのでした。

スイートイタリアンソーセージ(サルシッチャ)の皮を取って一口サイズに手でちぎります

今日紹介する料理は、イタリアの卵焼き、フリッタータです。日本にくる直前に作って写真を撮っておきました。

キッシュに似ているフリッタータは、野菜や肉など具材をたくさん入れて作ることが多く、前菜はもちろん、ボリューミーなので主食としてもいただけます。卵料理なのでランチやブランチのイメージですが、我が家では夕食としても作ります。

デルーカ家でよく使う3つのお鍋」で紹介したスキレットを使って調理し、他の材料や卵を流し入れてそのままオーブンに入れて焼きます。

今回使ったメインの具材は、以前クロスティーニのレシピで紹介したブロッコリーラーブ (菜の花)と、スイートイタリアンソーセージ(サルシッチャ)。様々な具材の組み合わせのフリッタータを作りますが、最も頻繁に作るのがこのコンビネーションです。この2つだけで十分美味しいですが、さらにモッツァレラや、「デルーカ家で欠かせない食材その1」で紹介したマジョラムなどを入れて、よりイタリアンな、より高い風味や食感を引き出します。なお、マジョラムがない場合は他のお好みのハーブ、タイムやオレガノなどでも構いません。

ブロッコリーラーブとイタリアンソーセージのフリッタータ

  • Yield: 8インチ(20cm)のスキレット1つ、2-4人分

INGREDIENTS

  • 1/2 bunch broccoli rabe|ブロッコリーラーブ 1/2束
  • 2 tbsp. marjoram|マジョラム(またはタイムやオレガノなど)大さじ2
  • 1/2 c Parmigiano Reggiano|パルミジャーノ・レッジャーノ 1/2カップ
  • 4 oz mozzarella|モッツァレラチーズ 約120グラム
  • 2 sweet Italian sausages|スイートイタリアンソーセージ 2本(1本約100g)
  • Pinch of sea salt|シーソルト ひとつまみ
  • 1 clove garlic|ニンニク 1片
  • 2 tbsp. extra virgin olive oil|エキストラバージンオリーブオイル 大さじ2
  • Pinch of salt|塩 ひとつまみ
  • 6 eggs|卵 6個

INSTRUCTIONS

下準備

  1. ブロッコリーラーブの太い茎の部分は切り取って捨て、葉は半分程度に切っておく
  2. 大きいお鍋にお湯をたっぷり沸かしておく
  3. ニンニクは皮をむいて3枚にスライス
  4. イタリアンスイートソーセージの皮を取って一口サイズに手でちぎっておく
  5. モッツァレラは1.5cm角くらいに切っておく
  6. パルミジャーノをすりおろしておく
  7. オーブンを175℃(350°F)に予熱
  8. 卵をといておく

手順

  1. 沸騰した鍋に塩をたっぷりひとつまみ入れ、下準備したブロッコリーラーブを入れる。歯ごたえが少し残る程度まで、5分ほど茹でて、湯を捨て水をよく切る。
  2. ブロッコリーラーブを茹でている間に、フライパンに中火でオリーブオイルを熱してニンニクに焼き色がつくまで炒めておく。
  3. そのフライパンに、湯を切ったブロッコリーラーブを入れる。オイルが跳ねるので注意。中火のまま5分ほど炒め、シーソルトをひとつまみかける。
  4. 8インチ(20cm)のスキレットを中火にかけ、ちぎったイタリアンスイートソーセージを入れて焼き色をつける。
  5. 焼き色がついたら火からおろして冷ます。
  6. そのスキレットに、切ったモッツァレラ、すりおろしたパルミジャーノの半分、炒めたブロッコリーラーブ、マジョラムの半分を入れて軽く混ぜる。
  7. といた卵を流し込み、上から残りのパルミジャーノとマジョラムをかけ、175℃(350°F)のオーブンで30分焼く。
  8. 表面にきれいな焼き色がついたら完成。残りのマジョラムをかけてどうぞ。
調理したブロッコリーラーブはそのままでも美味しいので、1束全部で作って、半分だけをフリッタータに入れています

ブロッコリーラーブとイタリアンソーセージのフリッタータ

[Photos and styling by Hitomi Watanabe Deluca]