息子のプリスクールは夏休みが6月初旬から約3ヶ月。そのうちの1ヶ月を利用して、私たち家族はミラノで過ごしています。
もちろんバケーションも兼ねていますが、どちらかというと拠点を移しただけで、できる限り普段の生活を続けています。私は仕事柄、コンピュータとインターネットがあれば世界中のどこでも仕事ができるので、ミラノでもほぼ通常の時間で仕事をしています。
息子も、現地の幼稚園に毎日フルタイムで通っています。滞在先アパートを決めた直後に、近くにある幼稚園を探してみたところ、徒歩5分のところに良さそうなところを発見。アメリカ同様、イタリアの幼稚園にはサマープログラムが充実していて、短期滞在の私たち家族でも問題なく参加させてくれました。もちろんイタリア語が基本ですが、私がチェックしたミラノの幼稚園は、どこもバイリンガルのカリキュラムを取り入れていて、先生たちもみんな英語が喋れます。私たちがイタリア語を話せないことを前もって伝えておきましたが、全く問題ありませんでした。
到着翌日から通わせ、最初の3日間は慣らし保育。そして4日目から晴れてフルタイムとなりました。息子もとても楽しそうに通っています。ランチが相当美味しいらしく、毎日物足りないくらいにキレイに食べていると先生が教えてくれました。クラスでいろんな種類のハーブを食べ比べしたり、みんなでピザを焼いたりするそうで、さすが美食の国イタリア。私もランチやクラスに参加したいくらいです。
この幼稚園で初日から私がすごく感じたのが、子供たちがみんなとてもハッピーそうだということ。ニューヨークで通っているプリスクールの子達と比べて、格段にハッピーそうに見えるのです。さすがは、欧米での主要幼児教育法であるモンテッソーリとレッジョ・エミリアが生まれたイタリア、これは何か秘訣がありそうです。もう少しよく観察してみようと思います。
ミラノでの滞在中、ランチはGiorgioと外食が基本ですが、ディナーは家で料理をしています。普段から作るのはイタリアンがほとんどなので、その食材調達の買い物の楽しいことと言ったら!野菜や果物は新鮮で感動的に美味しく、その他の食材もクオリティの高いものが簡単に安く手に入るので、ついついいつも買い過ぎてしまい、危険です。
そして週末には、レンタカーを借りて小旅行に出かけています。ミラネーゼの避暑地、コモ湖やガルダ湖、中世の街並みを残すベルガモ、古い工業都市トリノなど、アメリカとは違って少し足を延ばすだけで雰囲気の違ういろんな街を訪れることができるのは、嬉しい限り。
ミラノ滞在中は、ミラノ情報はもちろん、ミラノ周辺の街の紹介などもできればと思っています。
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[Photo and styling by Hitomi Watanabe Deluca]