明後日はいよいよハロウィン。息子にとって3回目のハロウィンですが、これまで仮装をさせたことはありませんでした。けれど今年はもちろんプリスクールでハロウィンイベントが用意されていて(しかもハロウィンだからと言って学校は半日。働く身としてはツラいです。)、コスチュームの用意を促す連絡が3週間も前から届いていました。
ちなみに私がニューヨークに移住した2001年までは、日本でのハロウィンはまだまだ認知度が低く、仮装している人なんてほとんど見たことがありませんでしたが、最近はすっかり定着したイベントになっていると聞きました。でも元々コスプレ文化が大きい日本で、逆にハロウィンが広まるまでにどうしてそんなに時間がかかったのだろう?と不思議に思うほどです。
息子の仮装は悩んだ結果、「お金かからない、時間かからない、嵩張らない」という3大の親の都合によって、シェフの格好にすることに。Amazonで子供用のシェフジャケットと帽子のセットを購入し、蜘蛛の飾りをつけて、泡立て器か何かを持たせようと思っています。3歳になると本人のリクエストが出てくるそうなので、来年は大変そうです…
話は変わって、1週間ほど前に出た、NY在住日本人にとって嬉しいちょっとしたニュースといえばこちら。以前にも紹介したIndustry Cityに、日本版Eatalyのような、大型ジャパニーズ・マーケットができるのだそう。これは楽しみです。
今日は我が家でヘビーリピートの朝ごはんレシピを紹介します。
リーキ(英語だと発音は「リーク」の方が近いです)は、日本ではポロネギとも呼べれるネギの一種で、欧米ではとてもポピュラーな野菜です。日本では生産量が少ないためまだ希少ですが、下仁田ネギに見た目も味もとてもよく似ています。もっと一般的な長ネギ/白ネギと比べると、ネギ特有の臭みがなく、甘みがあってクリーミー。ネギの臭みが好きな人には物足りないかもしれませんが、逆にネギが苦手な人でもリーキなら食べられると思います。
このレシピは、数年前にNYタイムズに掲載されていたレシピを参考に、微調整をして出来上がったレシピです。トロリとしたリーキが、生クリームによってさらにクリーミー、そしてハーブのタイムが香り高く、本当に美味しくてもう何十回と作ってきました。リーキの調理は前日にしておいて冷蔵庫で冷やしておくこともできるため、朝は卵を割って焼くだけでできてしまうのが嬉しいところ。簡単なのにいつもとは一味違う、特別な朝ごはんができてしまいます。
[Photos and styling by Hitomi Watanabe Deluca]