旅をする際、訪れる街の美術館や美味しいレストランなどは必ずチェックしますが、それと同じくらい好きなのが建築巡りです。歴史的な建造物からコンテンポラリーなものまで、美しい建築を鑑賞するのは大好きですが、歴史的なものは観光名所としても知られているのでリサーチすればすぐに見つけられるものの、意外と見つけ難いのが現代・近代建築。

ニューヨークも、有名な建造物といえばメトロポリタン美術館やブルックリン橋などたくさんありますが、近現代建築の宝庫でもあります。

今回、そのニューヨークの近現代建築の中からおすすめの建築を20件ご紹介します。なお、この中にはモダニズム建築も含まれていますが、今回は1950年以降のものに絞っています。

1. シーグラムビル (Seagram Building)

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完成 1958
建築家 ミース・ファン・デル・ローエ

フィリップ・ジョンソン

用途 オフィス

近代建築の三大巨匠の一人であるミースによるこの建築は、20世紀最高の建築とも呼ばれるほどの傑作です。

2. ジェーンズ・カルーセル (Jane’s Carousel)

完成 2011
建築家 ジャン・ヌーヴェル
用途 娯楽施設

20年以上かけて修復された1922年製の古いメリーゴーランドと現代建築のブレンドが美しい、NYの新名所です。

3. スプリングストリート・ソルトシェッド (Spring Street Salt Shed)

完成 2015
建築家 ダットナー・アーキテクツ
用途 倉庫

ソルトシェッドとは、凍結防止剤の貯蔵庫のこと。知らなければ美術館かと思うほどのその構えに、思わず足を止めてしまう人が続出しています。

4. モルガン・ライブラリー (Morgan Library & Museum)

完成 2006
建築家 レンゾ・ピアノ
用途 図書館、美術館

図書館そのものは20世紀初期のものですが、それを活かしたレンゾ・ピアノのモダンなデザインが加わって生まれ変わりました。

5. 国際連合本部事務局ビル (United Nations Secretariat Building)

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完成 1952
建築家 オスカー・ニーマイヤー

ル・コルビュジエ

用途 国際連合の本部

ブラジルの巨匠、オスカー・ニーマイヤーのアメリカでほぼ唯一の作品である国連ビルはとても貴重です。

6. IACビル (IAC Building)

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完成 2007
建築家 フランク・ゲーリー
用途 オフィス

現代アメリカを代表するフランク・ゲーリー。大胆で奇抜なデザインで有名ですが、IACビルは控えめでフォルムが美しいです。

7. コロンビア大学医療センター (Columbia University Medical Center Tower)

完成 2016
建築家 ディラー・スコフィディオ+レンフロ
用途 大学

ハイラインも手がけ、飛ぶ鳥を落とす勢いのデザインチームによる作品で、現在NY近代美術館の増築も担当しています。

8. メット・ブロイヤー (The Met Breuer)

完成 1966
建築家 マルセル・ブロイヤー
用途 美術館

元はホイットニー美術館として(現在はメトロポリタン美術館の分館)、戦後モダニズムを代表する建築家の一人であるブロイヤーがデザインしました。

9. VIA 57 ウエスト (VIA 57 West)

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完成 2016
建築家 ビャルケ・インゲルス (BIG)
用途 住宅

デンマーク出身の大人気建築家による作品で、ハドソン川沿いのスカイラインを大きく変えた、斬新なデザイン。

10. 7 ワールドトレードセンター (7 World Trade Center)

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完成 2006
建築家 スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル (SOM)
用途 オフィス

SOMによる建築ですが、特筆すべき点は、ガラスの彫刻家とも呼ばれるジェームス・カーペンターによるカーテンウォールのデザインで、とても美しい光の反射を生み出します。

 

後半に続く。