画家の友人から強く薦められて向かったのが、ガゴシアンギャラリーで開かれているガーナ出身アーティスト、アモアコ・ボアフォの「what could possibly go wrong, if we tell it like it is」展。肖像画の被写体である黒人の肌の部分のみ、筆ではなく指で描いており、タッチと色味が独特で、被写体とアーティスト本人のアイデンティティが滲み出ているような力強さがとても印象的でした。未だに白人中心のアート界において、多様性を広める活動をしているボアフォは、アートに触れる機会を生み出すための施設dot.ateliersをガーナに建設し、今回の展覧会の作品もそこで展示する予定だそう。ガゴシアンでの展覧会は4月22日までです。

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