一昨日、息子のプリスクールで今年度の最終日を迎え(日本のように終業式というものは特にありません)、長い長い夏休みが始まりました。
息子は一昨年に途中入学をしたので、今年は2年目だったのですが、この1年間私はClass parent、つまり学級委員(PTA)を務めました。学校側に頼まれた際、仕事もあって忙しいのでよほどお断りしようかと思ったのですが、ほとんどが共働きの家庭でみなさん忙しいし、在学中いつかはしなければいけないだろうと思い、引き受けることにしました。
アメリカのプリスクールのクラス委員の役割は、連絡網や、先日のファンドレイジングで寄付を促したり、先生へのお礼をクラスから集めたりなどが主で、日本の幼稚園に比べて行事が少ない分、活動内容も控えめかもしれません。
役割の中で少し意外だったのが、参観日の工作の準備でした。1年に4度の参観日があるのですが、そのうちの3回は、授業で生徒がする工作の内容を学級委員が先生と相談しながら決め、材料を用意し、当日はその工作のデモンストレーションをクラスで見せるなどして仕切るというのが、学級委員の仕事でした。
私は昔から工作が好きだったのでこの仕事は結構楽しく、童心に返ったような気分で取り組めました。学校からの予算が決まっていたので、その予算内でいかに子供達が楽しめる工作を準備できるか、というやり繰りも楽しかったです。
簡単に準備ができるものばかり、かつあまり汚れないものばかりなので、幼児のお子さんがいる家庭で楽しんでいただけると思います。ご興味があれば是非チャレンジしてみてください。
春の工作|ちょうちょ
用意するもの(写真左から)
・Paper bags[Amazon US]|紙袋[アマゾン]
・Construction paper[Amazon US]|色画用紙[アマゾン]
・Wooden colored sticks[Amazon US]|アイスの棒[アマゾン]
・Pom poms[Amazon US]|ポンポンボール[アマゾン]
・Wiggle eyes[Amazon US]|目玉シール[アマゾン]
以下の写真のように、色画用紙を大小サイズの違う円形に前もって切っておきます。そして子供たちが工作のりを使ってちょうちょを組み立てます。
完成形がこちら。1つ見本に用意しておくと子供たちも作りやすいと思います。
ベースとなる紙袋はもちろん色画用紙などでも大丈夫ですが、こうして紙袋にするとそのまま子供たちが手提げとして持つことができ、これが彼らにとってとても嬉しいらしく、参観日でも生徒みんなが誇らしげに手に提げて持って帰っていました。
夏の工作|ビーチサンダル
用意するもの(写真左から)
・Construction paper[Amazon US]|色画用紙[アマゾン]
・Pipe cleaners[Amazon US]|カラーモール[アマゾン]
・Beads[Amazon US]|ビーズ[アマゾン]
以下の写真のように、子供の足のサイズに合わせて色画用紙をビーチサンダルの形に切り取り、鼻緒の部分3箇所に十字の切り込みを入れておきます。
カラーモールを半分に折り、折り山部分を鼻緒の頂点の切り込みに差し込み、写真のようにしてカラーモールが抜けにくくなるようにします。ここから子供たちが好きなビーズを入れて、ビーチサンダルを完成させます。
すぐ壊れますが…、これも実際に身につけることができるので、特に女の子に大人気の工作でした。
秋の工作|紅葉した木
用意するもの(写真左から)
・木のイラスト[作ったものをPDFにしたのでここからダウンロードしていただけます。A4サイズです。]
・Foam leaf stickers[Amazon US]|落ち葉フォームシール
・Fall stampers[Amazon US]|秋モチーフスタンプ
下の写真が実際に息子が作ったものです。ちょうどいいシールやスタンプがなければ、画用紙を切って落ち葉にしたり、実際の落ち葉を拾ってきたりしてのりで貼るのもOKです。
冬の工作|ツリーオーナメント
用意するもの(写真左から)
・Wooden snowflake ornaments[Amazon US]|木製 雪の結晶 オーナメント[アマゾン]
・Pipe cleaners[Amazon US]|カラーモール[アマゾン]
Amazonで、スノーフレーク型の木製オーナメントが安価で販売されているのを発見したので、これを利用しました。カラーモールを巻きつけるだけのシンプルな工作ですが、色や巻き方などで無限大にアレンジできるので私自身も結構楽しめました。実際にクリスマスツリーに飾ったと話してくれたクラスメートのママもいて嬉しかったです。