人生のほとんどをニューヨークで過ごし、「私が最もよく知り、最も好きなアメリカの都市」と語っていたというホッパーの展覧会『エドワード・ホッパーのニューヨーク』がホイットニー美術館で開催中です。20世紀に驚異的な発展を遂げたニューヨークとは裏腹に、ホッパーが描くニューヨークは孤独や静寂がとても印象的。大都会そのものではなく、それを構成する膨大なピクセルの1つを切り取ったような作品が並び、とても見応えのある展覧会でした。アートにあまり興味のない7歳の息子も、見慣れたニューヨークの街並みだったせいか食い入るように見ていたので、子供にもおすすめかもしれません。2023年3月5日まで開催中です。

Edward Hopper’s New York at the Whitney
99 Gansevoort St, New York, NY 10014
(212) 570-3600
whitney.org/exhibitions/edward-hopper-new-york
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