ニューヨークでのベビーシッター＆ナニーの探し方 後半

先週は、ベビーナースと、初めて雇ったナニーさんについて紹介しました。

友人に紹介してもらって雇ったそのナニーさんとあまりうまくいかず、次は自分たちで探そうということになりました。

そこで利用したサービスが、Sittercityというオンラインサービス。ベビーシッターやナニーを斡旋するウェブサイトは他にもcare.comやurbansitter.comなどいくつかありますが、どれも大体似たようなサービスだと思います。

Sittercityでは、登録されているベビーシッターのプロフィールなどを見て連絡をとったり、必要条件で募集をかけると、興味を持ったベビーシッターがコンタクトをしてくれるような仕組みになっています。私も実際に募集をかけてみると、なんと100人以上ものナニーさんが連絡をしてくれました。そこから数名に絞って面接をしたのですが、その100人ものナニーさんの中に日本人の方が一人いました。以前から、息子には日本語もちゃんと教えたいと思っていたので、その日本人の方にも面接に来てもらうようお願いしたのです。

そして結果的に、その方に決めました。実は蓋を開けてみると、以前1度だけお会いしたことのある方だったという、不思議な巡り合わせだったのですが、それよりも彼女の誠実そうな第一印象に惹かれたのが彼女に決めた大きな理由です。実際に彼女はとてもすばらしいナニーさんで、息子も本当によく懐いていました。彼女の日本にいるご家族のご都合で、あまり長期でお世話になることができず本当に残念でしたが、Sittercityを利用して本当によかったと思いました。

その後は彼女が紹介してくださった日本人男性のナニーさんにお世話になり、その彼がまた別の単発のシッターさんも紹介してくださったりと、それからは素晴らしいシッターさんに恵まれました。

そして、Sittercityが単発シッター用に運営しているアプリ、Chimeがこれまた本当に秀逸。Uberのベビーシッターバージョンといった感じで、必要な日にちと時間を選んで検索すると、すぐに空いているシッターさんがリストアップされ、気に入った方をタップすれば完了。クレジットカードを登録してあるので現金を用意する必要もなく、本当に便利です。会社側が犯罪歴などのバックグランウンド・チェックもしており、そして実際に雇ったファミリーのレビューも読むことができます。

これまでに何人ものシッターさんにChimeから来てもらいましたが、これが本当にびっくりするくらいみんな素晴らしいシッターさんで、昼間は小学校の先生をしている方や作家さん、そして私と同業の方もいたりで、中にはそのまま意気投合してお友達になった人もいるほどです。

アプリでシッターさんを見つけるなんて…という気持ちもわからなくもありませんが、実際に利用してみると、その便利さにメロメロになってしまいます。Chimeのシッター料金は、$17/時間（ニューヨーク料金）【3/2/2018追記：2018年1月より、ニューヨーク料金が$22/時間に値上がりとなりました】。他にもHelloSitterやTrustedなど、同じサービスのアプリがあるので、それらもいずれ利用してみたいと思っています。

そして最近私の周りでも利用者が増えているのが、Curated Careというサービス。単なるベビーシッターではなく、音楽やアート、料理などのプロや先生をベビーシッターとして雇うことができ、それぞれの分野のアクティビティを組み込んでシッターをしてくれるサービスです。私も、プリスクールが休校中のこの夏休みに利用してみたいと思っています。