昨日の土曜日、念願だったField+Supply(フィールド・アンド・サプライ)にようやく行くことができました。
Field+Supplyとは、ハドソンバレーで2014年から年に1度開催されている、モダンなクラフトフェア。ニューヨークの有名インテリアデザイナーBrad Fordによるプロデュースの、ハドソンバレーやニューヨークに住むクラフト作家を集めて開かれるフェアで、デザイン性の高い作家だけが厳選されており、従来のアーツ&クラフトフェアとは一線を画しています。
その規模もクオリティも年々アップしており、今年の会場は去年に引き続き、キングストンのハドソン川沿いにある巨大ベニュー、Hutton Brickyards。10/5の金曜日から今日まで3日間行われており、160以上ものベンダーが参加しています。クラフトの種類は、家具、陶器やガラスの食器、枕やブランケットなどのリネン類、指輪やネックレスなどのアクセサリー、ベルトやバッグなどの皮革類、鉄鍋やナイフなどの調理器具、キャンドルや石鹸、自転車、さらにはジャムやお酒などの食品も含む、ハイエンドでハイクオリティのものが勢揃い。
もちろんフードベンダーも多く参加していて、地元の人気レストランなどの料理を楽しむことができ、クラフトビールやワインなども用意されています。ライブバンドや焚き火なども用意されていて、クリエイティブな人々が交わりコミュニティを作るということがこのフェアの人気の大きな理由となっています。
会場では様々なワークショップも開かれており、革のブックカバーづくりやアクセサリーづくりを体験することができます。
さらに今年からは、Kid Made Modernという子供用のクラフトグッズを開発している会社とパートナーを組み、子供も楽しめるアクティビティがたくさん用意されていました。
そしてもう1つ今年の新しい試みに、グランピングがあります。これまでは、2日以上続けて参加するには近くの宿に泊まることしか選択がありませんでしたが、今年からは会場内に設置されたテントに宿泊、そしてグランピング参加者全員でディナーをして交流を深めたり、早朝ヨガのクラスなどが用意されているとのことでした。
ニューヨークシティからは車で2時間の距離ですが、行けて本当に良かったと思いました。さすがのセレクトで、ショッピングとして楽しいのはもちろん、デザイナーとしていいインスピレーションにもなりました。NYの知り合いにも数名ばったり出会ったり、また他のクリエーターともミングルできたりなど、とても刺激的な1日でした。
それでは実際に体験してきたField+Supplyを、写真とともに紹介します。