昨日は息子のプリスクールでアースデイ(地球の日)イベントがあったり、親しい友人のベビーシャワーがあったりと、イベントフルな1日でした。
そのベビーシャワーは100人以上もの招待客が集まった大規模なものでしたが、主役はファッション界の一線で活躍する女性、また会場も著名デザイナーの自宅とあって、招待客もそれはファッショナブルな人たちばかり。よって私も下手な格好はできないと思い、和装で参加しました。こういうときに着物は本当に助かります。出産してからはめっきり和装する機会が減ってしまいましたが、また少しずつ着る機会を増やしていきたいと思ったのでした。
今日は、その栄養価の高さからスーパーフードの1つと言われるビーツ(ビート)を使った料理を紹介します。
高血圧予防、動脈硬化の予防、がん予防、むくみ改善、美肌効果、アンチエイジング、便秘改善と、絵に描いたように優等生なビーツ。生のままスライスしてサラダに入れたり、ボルシチのようにスープにしたり、そして今回紹介するレシピのように、下ごしらえをして柔らかくしてからサラダにするのが主に一般的です。
ビーツは茹でたりローストしたり、今回のように蒸したりして調理しますが、大事な点は皮ごと丸々調理すること。そうすることで鮮やかな色と栄養素をキープします。
その鮮やかな見た目のおかげで食卓が一気に華やかになり、お弁当の彩りにも一役買うので大助かりですが、調理をする際には、気をつけないとキッチンの至る所がその真っ赤な汁で汚れてしまうので注意が必要です。
より鮮やかに仕上げるため、今回は赤いビーツと黄色のゴールデンビーツの両方を使用し、それに合わせてオレンジも普通のものとブラッドオレンジを使用しています。もちろん、それぞれどちらか1色ずつだけでも構いません。
蒸したビーツを、オレンジジュースとバルサミコ酢でマリネすることによってよりその甘みを引き出し、絶妙な甘味と酸味のバランスを作ります。ビーツと相性の良いヨーグルトを使ったクリームを添え、食感を出すためにピスタチオ(他のナッツでもOK)、そして彩りよく爽やかな風味にするためにミント(バジルでもOK)を散りばめていただきます。
マリネしたビーツは冷蔵庫で3〜5日は日持ちするので、作り置きも可能です。
ビーツとオレンジの鮮やかサラダ
INGREDIENTS
- 3 medium red beets|(赤い)ビーツ 中サイズ3個
- 3 medium golden beets|ゴールデンビーツ 中サイズ3個
マリネ液
- 1 tbsp. balsamic vinegar|バルサミコ酢 大さじ1
- 3 tbsp. orange juice from 1/2 orange|オレンジ果汁 大さじ3(下記のオレンジ半分から絞る)
- 1 tbsp. honey|はちみつ 大さじ1
- Salt and pepper|塩こしょう適量
- Orange zest from 1/4 orange|オレンジゼスト オレンジ1/4個分(下記のオレンジからすりおろす)
- 1 tbsp. extra virgin olive oil|オリーブオイル 大さじ1
ヨーグルトソース
- 1/3 c plain Greek yogurt|プレーンギリシャヨーグルト 1/3カップ
- 1/3 c ricotta cheese|リコッタチーズ 1/3カップ
- Salt|塩ひとつまみ
その他
- 2 blood oranges|ブラッドオレンジ 2個
- 1 orange|(普通の)オレンジ1個
- 1/4 c unshelled pistachios|ピスタチオ 殻付きの状態で1/4カップ
- 1 tbsp. fresh mint leaves|フレッシュミント
INSTRUCTIONS
下準備
- ビーツの上下を3センチずつほど残して切り落とし、よく洗っておく
- 蒸し器をセットし、沸騰させておく
- (普通の方の)オレンジをよく洗い、半分に切って片方のみを絞って大さじ3のオレンジ果汁をとっておく
- その絞った片方オレンジから、おろし器を使ってオレンジゼストをとっておく
手順
- 沸騰した蒸し器にビーツを入れ、竹串をさしてスッと通るまで約40分蒸す。
蒸している間にマリネ液作成:
- バルサミコ酢、オレンジ果汁、はちみつ、塩こしょう、オレンジゼストを合わせてよく混ぜる。
- そこにオリーブオイルを足してさらによく混ぜる。
ビーツが蒸しあがったら:
- 手で触れるくらいにまで冷まし、皮を剥く。ツルっと剥けます。
- ビーツのサイズによって6〜8等分、くし形に切る。
- 赤ビーツとゴールデンビーツを別々のボウルに入れ、ドレッシングを半分ずつかけて軽く混ぜ、冷蔵庫で最低1時間冷やしておく。(赤ビーツとゴールデンビーツは別々にしておかないと、色が移って全部赤になってしまいます。)
ヨーグルトソース:
- ギリシャヨーグルトとリコッタチーズを合わせて塩をひとつまみ足し、泡立て器でクリーミーになるまでよく混ぜる。
仕上げ:
- ブラッドオレンジと、普通オレンジの残り半分の皮をむき、輪切りにする。
- ピスタチオの殻をむき、軽く砕いて、トースターですこし炙る。
- ミントの葉を粗く切る。
- ビーツとオレンジを混ぜ、お皿にヨーグルトソースを敷き、ビーツとオレンジを並べ、ピスタチオとミントを散りばめて完成。
[Photos and styling by Hitomi Watanabe Deluca]
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