以前も書きましたが、我が家はミニマルスタイルのロフト暮らし。子どもが暮らしやすい環境とは対極にあるようなスペースですが、息子がうまれてから4年、なんとかこだわりは維持しつつも調整しながら今に至ります。仕切りのないオープンスペースだったので、出産直前に新しく壁を足して子供部屋を作りました。殺風景な部屋でしたが、おもちゃを含む子供グッズも増えてきて、子供部屋らしくなってきました。とはいえ、子供っぽくなりすぎないように気をつけたり、狭いスペースを有効に使うなど、工夫をしています。今日はその一部を紹介します。

芝のラグ

人工芝のラグ。おもちゃのトレーラーはランカスターで購入した手作りおもちゃ。

コンクリートの床のままではあまりに寒々しいし危ないので、ラグを探していたのですが、ちょうどその頃、テラスの芝生を人工芝に代える作業をしてもらっていたときで、Giorgioがこれをそのまま子供部屋にも敷いたらどうかと言い出したのがきっかけでした。そこで余分に注文してもらい、好きなサイズにカットしてラグとして使うことに。天然芝を再現したリアルな人工芝でチクチクせず、夏はさらっとして快適、そして冬はふかふかと心地よく、とても気に入っています。

デスク

角を利用した三角の造り付けデスクとヴィツゥの本棚

育休中も私が仕事をできるようにと、そして将来は息子がそのまま使えるよう、デスクを造り付けました。子供部屋が広くないので、角を利用して三角のデスクに。配線がすっきりするよう、 配線孔もつけました。デスクの上には、以前も紹介したヴィツゥの本棚を設置。今は私の本でいっぱいですが、将来はどんな本が揃ってくるのか楽しみです。

チェスト

1850年頃作られたアンティークのチェスト

ベビーベッドやミニテーブルなど、子供部屋の家具の多くはIkeaで揃えていますが、その中でステイトメント家具のようになっているのが、このオレンジ色のチェスト。今のミニマルなインテリアとは合わないのでしばらく倉庫で眠っていたもので、一時売却も試みたのですが、デザイナー家具は瞬く間に売れるなか、売れ残ったのがこのチェストでした。出産前に、子供部屋ならこのチェストも合うんじゃないかと引っ張り出してきたのですが、殺風景な部屋が一瞬に温かい雰囲気になって、「あのとき売れなくてよかった!」と思ったのでした。1850年頃作られたアンティークで、釘を使わずに組み立てられています。ちなみに家具を売る際はChairishがおすすめ。

壁に黒板

白いチョークならはみ出しても平気。

これも以前「#DIY 赤ちゃんが喜ぶ手作りおもちゃ」の一つとして紹介しましたが、壁に塗るペンキタイプの黒板です。Targetでみつけたこのペイントを使用しましたが、ネットで検索すると他にもたくさん出てきます。ペイントタイプだと、サイズや位置も自由に決めれて、剥がれるなどの心配もありません。そして子供が大きくなって必要なくなれば、また元の壁の色に塗りなおせばいいだけなのが嬉しいです。4歳になった今でも使ってくれています。

絵、ポスター

牛の種類が描かれたフランスのアンティークポスター。現在代わりとなるポスターを模索中。

現在壁には3つの絵を飾っています。1つは牛の種類が描かれたフランスのアンティークポスター。残りの2つは、私とGiorgioそれぞれのポートレイト。どちらも友人のJack Ceglicが描いてくれたものです。さて、息子が何歳になったときにこのポートレイトを外してくれと言い出すのでしょうか…。

Giorgioが若い頃のポートレイト。