今週はバイデン新大統領が就任し、民主主義の力を感じ、希望に溢れた1週間でした。バイデン大統領ももちろんですが、注目は何と言っても初の女性、初の黒人、初の南アジア系アメリカ人であるハリス副大統領。新しい歴史の始まりを感じずにはいられません。歴史的で感動的な就任式では、民主党の青色と共和党の赤色を混ぜ合わせた紫色を選んだハリス副大統領の洋服であったり、レディガガやジェニファー・ロペスのパフォーマンス、今月起こった議会襲撃において上院を暴徒から守ったユージーン・グッドマン警官、バーニー・サンダース議員のミームなどが話題になりましたが、それらが全て霞むほどにまで反響を巻き起こしたのが、22歳の詩人、アマンダ・ゴーマンさん。「The Hill We Climb(私たちがのぼる丘)」の朗読が美しくて圧倒されました。
さて今日紹介するレシピは、キャベツのサラダ。キャベツのサラダと言えばコールスローですが、まさしく我が家はコールスローが大好きで、それをより私たちの好みに改良していったのがこのレシピです。
まずキャベツですが、もともと高い栄養価と効能を持つことで知られていますが、より高い効果のあるレッドキャベツを使用しています。美しい紫色は、抗酸化作用のアントシアニンの色で、食物繊維やビタミンCなども緑キャベツよりも多く含まれているのだそう。サラダも色鮮やかになります。
次に、コールスローは甘みを出すために砂糖やハチミツを入れることが多いですが、フルーツの自然な甘みで代用しています。使っているのはシャキシャキした食感も楽しめるりんごと、キャベツとの相性がいいレーズン。これらも色味を考えて、りんごは赤い皮のもの、レーズンはサルタナレーズンを使っています。
残り1つの具材は、我が家レシピで頻繁に登場するピーカンナッツ。もちろんクルミなど他のナッツでも構いませんが、必ず軽くトーストしてからあわせてください。
そしてドレッシングですが、コールスローと言えばマヨネーズ。しかしGiorgioがマヨネーズの味があまり好きではなく、そもそもレシピを改良した理由がそれでした。マヨネーズを使わないコールスローはもはやコールスローではないのかもしれませんが、コールスローのようにキャベツを使ったクリーミーなドレッシングのサラダを実現すべく、生クリームを使用しています。そしてビネガーは、アップルサイダービネガーを使うことが最も一般的ですが、我が家ではバルサミコ酢を使用しています。フルーツの甘みがより際立ちます。
美味しくて食べすぎるくらい食べてしまうので、たっぷり野菜と果物が摂れる優れものです。