多様多種、数あるニューヨークのスーパーマーケットの中から、私自身よく利用するおすすめの10件を用途別に紹介します。
1. 新鮮な魚を買うなら
シタレラ (Citarella)
アッパーウェストサイド 2135 Broadway
アッパーイーストサイド 1313 3rd Ave
ウェストヴィレッジ 424 6th Ave
鮮魚を買うときはシタレラと決めているほど、鮮度と種類の多さで群を抜いているスーパーです。鮮魚コーナーのスタッフは知識も豊富で、それぞれの魚介類の美味しい食べ方なども教えてくれます。鮮魚以外も、種類は少なめですが全体的にクオリティの高いものが揃っています。
2. フランス食材を探すなら
ル・ディストリクト (Le District)
バッテリーパークシティ 225 Liberty St
複合施設ブルックフィールド・プレース内にあるル・ディストリクトは、他では見つからないようなフランスの食材が揃うスーパー。マーケットの中にレストランなどがあるため買い物しづらいのが難点ですが、買い物をしてそのままランチやお茶、といった使い方をすることも珍しくありません。
3. ハイクオリティな食材をワンストップで買い物するなら
ユニオン・マーケット (Union Market)
パークスロープ 342 Flatbush Avenue
パークスロープ 754-756 Union Street
パークスロープ 402-404 Seventh Avenue
コブルヒル 288 Court Street
ローワーイーストサイド 240 East Houston Street
どのスーパーに行っても、必要なものが全て揃うところはほとんどなく、2件以上はしごしなければならないことがほとんどですが、そんな中ワンストップで済む率が一番高いのがユニオンマーケット。決して品揃えは多くはありませんがクオリティの高い食材のセレクトが良く、近所に欲しいスーパーです。
4. 食材をまとめ買いをするなら
フェアウェイ (Fairway)
チェルシー 766 Avenue of the Americas
キプスベイ 550 2nd Avenue
アッパーウェストサイド 2131 Broadway
アッパーイーストサイド 240 East 86th Street
レッドフック 480-500 Van Brunt Street
全体的に価格が良心的で、何でも種類が豊富に揃っているため、まとめ買いをするときによく利用するのがフェアウェイ。どの店舗も大きめですが、中でもよく行くブルックリンのレッドフック店は特に大きく、マンハッタン内店舗にはない駐車場があるので車で行けて便利です。
5. 他では見つからないハイクオリティな食材を探すなら
ディーン・アンド・デルーカ (Dean & Deluca)
ソーホー 560 Broadway
アッパーイーストサイド 1150 Madison Ave
他のどのスーパーにも置いていない珍しい食材がここでは見つかることが多く、買うものを決めて行くお店ではなく、ここで見つけた食材から作るものを決めたいお店。ソーホー店はチーズのセレクションも秀逸です。
6. 新鮮で多様な野菜や果物をメインに探すなら
ブルックリン・フェア (Brooklyn Fare)
ウェストヴィレッジ 666 Greenwich Street
ハドソンヤード 431 West 37th Street
ボーラムヒル 200 Schermerhorn Street
野菜がいつもフレッシュなのが嬉しいスーパーが、ブルックリン・フェア。特にウェストヴィレッジ店の品揃えが良く、その他食材の種類も非常に豊富。意外と鮮魚にも力を入れており、ここでお魚を買う機会も最近増えました。
7. イタリア食材を探すなら
イータリー Eataly
フラットアイアン 200 Fifth Avenue
ファイナンシャルディストリクト 4 World Trade Center
イタリアからの加工食品はもちろん、青果から鮮肉まであらゆるもののクオリティが高いイータリー。レストラン客でいつも大混雑しているため時間帯を選びますが、本やキッチングッズなども多く揃っていて楽しいスーパーです。
8. 世界各国の食材をリーズナブルに探すなら
エセックス・ストリート・マーケット (Essex Street Market)
ローワーイーストサイド 120 Essex Street
八百屋や肉屋、パン屋からスパイス屋など、それぞれ専門店が集まっているエセックス・ストリート・マーケット。その多くが移民によって営まれており、日系食材店もあります。80年近くも歴史があるこのマーケットは、今年10月には新スペースへ移転し、新たに12の専門店が加わるとのことで、とても楽しみです。
9. とにかく安く済ませるなら
トレーダー・ジョーズ (Trader Joe’s)
マンハッタンとブルックリンに8店舗
今年新しくソーホー店ができたので早速訪れましたが、噂通り本当にどれもこれも安くて衝撃的でした。生鮮食品の品揃えは非常に少ないため普段利用には向いていませんが、加工食品は自社ブランドのものがほとんどでパッケージもかわいく、お土産に人気なのも納得です。
10. オーガニックや健康食品にこだわるなら
ホールフーズ (Whole Foods)
マンハッタンとブルックリンに12店舗
店舗数が多いため便利なホールフーズ。去年Amazonが買収して話題になりましたが、ホールフーズのリーズナブル版、ホールフーズ365が今年フォートグリーンにオープンし、これからの展開が気になります。