前回の続きです。
ヨーロッパ(スイス&フランス)
月齢12ヶ月
フライト片道7時間
機内持ち込み |
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預け入れ荷物 |
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家族3人でスイスとフランスへバケーションに行きました。10日間で3都市に滞在という、幼児連れにしては行動的な旅行でした。
この旅行でも3都市間をレンタカーと飛行機で移動だったので、チャイルドシートを持参し、宿泊先は全てAirbnbでアパート滞在。どれも本当に素敵で広々としたアパートで、かつホテルよりも安くて大満足でした。
今回も荷物は最低限に抑え、おむつなどは現地調達。が、目的地であるスイスのルツェルンに到着したのが土曜夕方で、ヨーロッパならではですが、近所のスーパーが土曜は16時に閉店して日曜はお休みとのことで、月曜までオムツが手に入らないというプチハプニングが。もちろん少し足を延ばせば週末も開店している大きいスーパーもあるので、大問題ではありませんが、ヨーロッパ旅行の際には頭に留めておきたいポイントです。
トラベルベビーベッド
前回紹介したphil&tedsの旅行用折りたたみバシネットを使うにはすでに大きくなりすぎていたので、スーツケースに入るトラベル用ベビーベッド(テント)であるKidCoのPeaPod Plusを今回新しく購入しました。荷物を最小限に抑えたかったので、この軽くてコンパクトなベッド(テント)は大助かりでした。底のパッドが薄めなので、実際使うときにはタオルなどを敷かないといけませんが、現在でも週末小旅行などにも必ず使っており、とても便利です。
トラベルベビーチェア
ヨーロッパの友人などから、ヨーロッパのレストランにはベビーチェアを置いているところが少ないと聞いていたので、このトラベル用ベビーチェアを持って行きました。実際、私たちが行ったレストランでベビーチェアを置いているところは1つもなく、このベビーチェアを持って行って本当に良かったです。
ベビークリーム
前回日本に行った際、それまでおむつかぶれなんてほとんどしたことのなかった息子でしたが、時差による睡眠パターンの乱れとそのストレスから、お尻が真っ赤になってしまいました。それ以来、時差のあるところに行く際にはかならずクリームを持って行くことに。このヨーロッパ旅行でも、日本ほどではありませんがやはり最初の数日間は時差ぼけになってしまい、案の定お尻がかぶれてしまいました。
バンコク
月齢1歳3ヶ月
フライト片道13時間+6時間
機内持ち込み |
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預け入れ荷物 |
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ニューヨークから東京まで13時間、そして3時間の乗り継ぎにさらにバンコクまで6時間。幼児連れにはあまりに大変な移動でした。
ベナドリル
バンコクに行く旨と、ロングフライトの不安を小児科の先生に伝えたところ、子供用ベナドリル(アレルギー用のお薬)を勧められました。普通にドラッグストアで市販されており、私自身もよく使っているお薬です。成分である抗ヒスタミン剤に眠気を誘う副作用があることを利用し、アメリカでは旅行中の子供に使うことが割と一般的。ただ、20人に1人くらいは、逆にアクティブにさせてしまうことがあるらしく、旅行の1週間前くらいに一度試してみるように言われました。実際に試してみたところ、どちらの副作用もあまり見られなかったので、効果は見込めない可能性が高いと思いましたが、鼻腔や耳管を開くという作用もあり、よって耳詰まりを防ぐ効果もあるとのことで、念のため持っていくことに。結果的には使いませんでしたが、持っているだけで少し安心できました。
機内防寒具
夏場だったので、外ではかなりの薄着。機内は寒いことが多いので、帽子や靴下の防寒具は忘れずに。
液体の持ち込み
これまでに、ミルク用の水や牛乳、離乳食など、液体のものを持ち込んだことは多々ありますが、没収されたことはありません。友人には没収された人の話も聞いたことがありますが、稀だと思います。検査官の前で、液体を親である私が一口飲まなければいけなかったことはあるので、開封してしまうと使えなくなるような液体ミルクは念のため避けた方がいいかもしれません。
おもちゃ
新しいおもちゃをたくさん持ち込んで、ちょっとずつ小出しするというよく聞くテクニック。私ももれなくその手を使いました。日本には100円ショップに行けばおもちゃんもたくさんあって本当に便利。でもニューヨークではそういうわけにいかず、飛行機に持ち込むのに軽くてかさばらなくて周りに迷惑のかからないおもちゃとなるとかなり限られるので、少しクリエイティブにならなければなりません。そんな中、おもちゃ以外でも役に立ったものに、以下があります:
動画入りiPad
頼ってはいけないと思いつつ…結局最終兵器はこれに限ります。好きな動画をたくさんダウンロードして持って行きました。
以上になります。赤ちゃん/子供連れの旅行は本当に大変。それでも、毎回旅行をする度に、行って良かったと心から思えます。これからもたくさん旅行をして、いろんなところに連れて行ってあげたいと思うのです。
[Photos and styling by Hitomi Watanabe Deluca]