先週は息子が春休みだったので、アップステートへ小旅行へ出かけました。Airbnbで借りたかわいらしい家でほとんどの時間を過ごしただけの静かな休暇でしたが、ここのところは仕事に追われて家族でゆっくりと時間を過ごすこともできなかったので、想像以上に良い気分転換になりました。
ニューヨークでは先週からコロナウイルスのワクチン接種対象が30歳以上に拡大され、すでに接種済みのGiorgioに引き続き、私も今週1回目の接種の予定です。経済など問題は山積みとはいえ、希望の光がはっきりと見えてきています。
さて今日紹介するレシピは、カヴァテッリ(Cavatelli)というパスタ料理。今はなきGiorgioneのメニューの1つで、私も好んでよく注文していたパスタです。
カヴァテッリは指やナイフで成形する南イタリアのパスタで、もっちりとした食感が特徴的。食べやすいことも相まって、今息子が好きな料理としてナンバー1に挙げるのが、この料理。ただアメリカ人もカヴァテッリを知らない人の方が多いので、「好きな食べ物は何?」と聞く大人に「カヴァテッリ!」と息子が答えて、「???」となっている人を数名見たことがあります。
私たちは、チェルシーマーケット内のBuon’Italiaにて、Cardone社のカヴァテッリをいつも購入しています。日本でどの程度手に入りやすいものなのか分かりませんが、ペンネなどのショートパスタで代用することができると思います。
具はベーコンとルッコラ(ロケットやアルグラとも呼ばれますが、アメリカではアルグラが最も一般的)。ルッコラは、レシピに100gとありますが、これは大きめのボウルいっぱいになるほどの量で、「こんなに入れるの?」と一瞬怯みそうになりますが、もちろん炒めるとかさがうんと減ります。あれだけの量の野菜を入れた料理を息子が黙々と食べるのを見ると嬉しくなります。ルッコラは、ほうれん草でも代用できます。
とても簡単で、野菜もきちんととれるパスタ、是非試してみてください。